楽天カードが「年会費無料×高還元」を両立できる理由とは?
「年会費無料なのに、本当にお得なの?」——クレジットカード選びで、こんな疑問を持ったことはありませんか?
楽天カードは、14年連続で顧客満足度No.1(JCSI調査)を獲得し、発行枚数は3,000万枚を突破した、日本で最も人気のあるクレジットカードの一つです。年会費は永年無料でありながら、基本還元率は1.0%。楽天市場での利用なら最大16.5倍ものポイント還元を受けられます。
しかし、「無料にはワケがある」と警戒する方も多いでしょう。実際、年会費無料カードの中にはポイント還元率が0.5%にとどまるものも少なくありません。では、楽天カードはなぜこれほどの高還元を実現できるのでしょうか?
筆者は楽天カードを10年以上メインカードとして使い続けてきました。その間に貯まったポイントは累計50万ポイント以上。この記事では、楽天カードの「高還元の秘密」から、実際に使ってわかったメリット・デメリット、他カードとの詳細比較、さらにはポイントを最大化する裏ワザまで、すべてを包み隠さずお伝えします。
・楽天カードが年会費無料で高還元を実現できるビジネスモデルの秘密
・基本スペックと5つの主要メリット
・知っておくべき3つのデメリットと対処法
・他の年会費無料カードとの徹底比較
・ポイント還元率を最大化する具体的テクニック
・10年ユーザーのリアルな使用体験談
楽天カードのビジネスモデル——なぜ「無料で高還元」が成立するのか
楽天カードが年会費無料で高いポイント還元率を維持できる理由は、楽天グループの「楽天経済圏」というエコシステムにあります。
一般的なクレジットカード会社の収益源は、主に「年会費」「加盟店手数料(決済手数料)」「リボ・分割払い手数料」の3つです。楽天カードは年会費を無料にする代わりに、以下の仕組みで収益を確保しています。
1. 加盟店手数料による収入
カード利用時に加盟店から約1〜3%の手数料を受け取ります。3,000万枚以上のカードが発行されているため、取引総額は膨大で、手数料収入だけでも非常に大きな金額になります。
2. 楽天市場への送客効果
楽天カードを使って楽天市場で買い物をすると、ポイント還元率がアップします。これにより楽天市場の売上が増加し、出店者からの手数料収入が増えるという好循環が生まれます。楽天カードは単体のビジネスではなく、楽天グループ全体の利益を底上げする戦略ツールなのです。
3. リボ・分割払い手数料
実質年率15.0%のリボ払い手数料や分割払い手数料は、カード会社にとって大きな収益源です。もちろん、ユーザーとしては一括払いを基本にすべきですが、この収益が年会費無料を支えている側面があります。
4. 楽天経済圏への囲い込み
楽天カードをきっかけに、楽天銀行、楽天証券、楽天モバイル、楽天トラベルなど関連サービスを利用するユーザーが増えます。一人のユーザーから長期的に複数サービスの手数料を得るLTV(顧客生涯価値)の最大化が、楽天グループの真の狙いです。
楽天カードの基本スペック一覧
まずは楽天カードの基本情報を確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 基本還元率 | 1.0%(100円につき1ポイント) |
| 楽天市場での還元率 | 3.0%以上(SPU適用時最大16.5倍) |
| 国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB / American Express |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯・最高2,000万円) |
| 電子マネー | 楽天Edy / 楽天ペイ対応 |
| タッチ決済 | Visa・Mastercardタッチ決済対応 |
| ETCカード | 年会費550円(税込)※楽天PointClub会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員は無料 |
| 家族カード | 年会費無料 |
| 申込条件 | 18歳以上(高校生除く) |
| 入会特典 | 新規入会&利用で5,000〜8,000ポイント(時期により変動) |
楽天カード5つのメリットを徹底解説
楽天カードには数多くのメリットがありますが、特に重要な5つに絞って詳しく解説します。
メリット①:どこで使っても還元率1.0%——業界トップクラスの基本還元率
クレジットカードの平均的な還元率は0.5%です。年会費無料カードの中には0.25%というものも存在します。その中で、楽天カードの基本還元率1.0%は業界トップクラスと言えます。
具体的に計算してみましょう。月に10万円カードを利用する場合:
- 還元率0.5%のカード → 月500ポイント × 12ヶ月 = 年間6,000ポイント
- 楽天カード(1.0%) → 月1,000ポイント × 12ヶ月 = 年間12,000ポイント
その差は年間6,000ポイント。10年間で60,000ポイントもの差が生まれます。たかが0.5%と思われるかもしれませんが、長期的に見ると非常に大きな差です。
しかも、この1.0%還元はコンビニ、スーパー、ガソリンスタンド、公共料金、ネットショッピングなど、ほぼすべてのカード利用で適用されます。還元率アップの条件が複雑なカードと違い、シンプルでわかりやすいのが楽天カードの魅力です。
メリット②:楽天市場でポイント3倍〜最大16.5倍——SPUの破壊力
楽天カードの真骨頂は、楽天市場での買い物です。楽天カードで楽天市場を利用するだけで、ポイントが常時3倍(3.0%)になります。
さらに、楽天の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」を活用すれば、最大16.5倍のポイント還元を受けることが可能です。主なSPU対象サービスを見てみましょう。
- 楽天カード通常利用:+2倍
- 楽天モバイル契約:+4倍
- 楽天モバイルキャリア決済:+2倍
- 楽天ひかり契約:+2倍
- 楽天プレミアムカード:+2倍
- 楽天銀行+楽天カード引き落とし:+0.5倍
- 楽天証券 投資信託:+0.5倍
- 楽天証券 米国株式:+0.5倍
- 楽天ウォレット:+0.5倍
- 楽天トラベル:+1倍
- 楽天ブックス:+0.5倍
- 楽天Kobo:+0.5倍
- Rakuten Pasha:+0.5倍
- Rakuten Fashionアプリ:+0.5倍
- 楽天ビューティ:+0.5倍
すべてのSPUを達成する必要はありません。無理なく利用できるサービスだけ活用するのがコツです。たとえば「楽天カード(+2倍)」「楽天銀行引き落とし(+0.5倍)」「楽天証券(+0.5倍)」の3つだけでも常時4倍(4.0%)の還元率を確保できます。月額コストがかからないサービスから始めましょう。
メリット③:新規入会キャンペーンが圧倒的にお得
楽天カードの新規入会特典は、年会費無料カードの中でも最高クラスです。通常時でも5,000ポイント、キャンペーン時には7,000〜8,000ポイントが付与されることがあります。
このポイントの内訳は以下の通りです。
- 新規入会特典:2,000ポイント(通常ポイント)
- カード初回利用特典:3,000ポイント(期間限定ポイント)
通常ポイントは楽天市場はもちろん、楽天ペイを通じて街のお店でも使えます。期間限定ポイントは楽天市場、楽天ペイ、楽天トラベルなどで利用可能です。
筆者が入会した当時は5,000ポイントでしたが、そのポイントだけで日用品をまとめ買いできました。年会費無料カードで入会するだけで実質5,000円〜8,000円のキャッシュバックを受けられるのは、非常に大きなメリットです。
メリット④:楽天ペイとの連携で街の買い物もポイント二重取り
楽天カードと楽天ペイを連携させると、街での買い物でもポイントの二重取りが可能になります。
具体的には、楽天カードから楽天キャッシュにチャージして楽天ペイで支払うと、合計1.5%の還元率を実現できます。
- 楽天カード → 楽天キャッシュチャージ:0.5%還元
- 楽天ペイ決済:1.0%還元
- 合計:1.5%還元
コンビニ、ドラッグストア、飲食チェーンなど、楽天ペイ対応店舗は全国に拡大中です。日常的な支払いをこの方法に切り替えるだけで、年間数千ポイントの差が生まれます。
メリット⑤:海外旅行傷害保険が利用付帯——年会費無料で最大2,000万円
楽天カードには海外旅行傷害保険が付帯しています。2023年10月からは「自動付帯」から「利用付帯」に変更されましたが、旅行代金をカードで決済すれば保険が適用されます。
| 補償項目 | 補償金額 |
|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
| 傷害治療費用 | 最高200万円 |
| 疾病治療費用 | 最高200万円 |
| 賠償責任 | 最高3,000万円 |
| 携行品損害 | 最高20万円(免責3,000円) |
| 救援者費用 | 最高200万円 |
年会費無料カードで傷害治療費用・疾病治療費用が最高200万円付帯するのは十分な水準です。短期の海外旅行であれば、別途旅行保険に入らなくても基本的な補償をカバーできます。
空港までの公共交通機関(電車やバス)の料金を楽天カードで支払えば、利用付帯の条件を満たせます。旅行代金全額をカードで払う必要はありません。出発前に意識的にカード決済を行いましょう。
知っておくべき楽天カードの3つのデメリットと対処法
どんなに優れたカードにもデメリットはあります。楽天カードの弱点を正直にお伝えし、その対処法も解説します。
デメリット①:ETCカードが有料(年会費550円)
楽天カードのETCカードは年会費550円(税込)が発生します。他社の年会費無料カードでもETCカードが無料のものがある中、これはマイナスポイントです。
ただし、楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員またはプラチナ会員であれば、ETCカードの年会費は無料になります。楽天市場を定期的に利用している方なら、プラチナ会員以上のランクを維持するのは難しくありません。
対処法:楽天市場での買い物を月に1〜2回行い、楽天PointClubのランクをプラチナ以上に維持する。あるいは、高速道路をほとんど使わないならETCカードを発行しないという選択もあります。
デメリット②:楽天からのメールが多い
楽天カードに入会すると、楽天グループからの広告メールが大量に届くようになります。これは多くのユーザーが不満に感じるポイントです。
楽天カード入会時に、デフォルトでメルマガ配信がオンになっています。放置すると1日に数十通のメールが届くこともあります。入会後すぐに「楽天会員情報管理」ページからメール配信設定を見直しましょう。すべてのメルマガを一括で停止できる設定があります。
対処法:入会後すぐに「楽天e-NAVI」にログインし、メール配信設定を変更しましょう。「メール配信の登録・停止」メニューから、不要なメルマガを一括で停止できます。この作業は5分ほどで完了します。
デメリット③:ポイント付与が「月間利用額」ではなく「利用ごと」
楽天カードのポイントは、1回の利用ごとに100円単位で計算されます。これは「月間の利用合計額」に対してポイントが付与されるカード(例:三井住友カードなど)と比べると、端数が出やすくやや不利です。
たとえば、税込98円の買い物を10回した場合を考えます。
- 利用ごと計算(楽天カード):98円 × 10回 = 各回0ポイント → 合計0ポイント
- 月間合計計算:98円 × 10回 = 980円 → 9ポイント
ただし、実際に100円未満の買い物だけを繰り返すケースは稀です。日常的な買い物であれば、数百円〜数千円の利用がほとんどなので、実質的な影響は限定的と言えます。
対処法:小額の買い物はできるだけまとめて決済する。また、楽天ペイを使えば楽天キャッシュからの支払いとなり、こちらは利用ごとの計算ではあるものの、1円単位で100円ごとに1ポイントが付与されるため、少額決済でも損を感じにくくなります。
楽天カード vs 他の年会費無料カード——徹底比較
楽天カードは本当にベストな選択なのか?他の人気年会費無料カードと比較してみましょう。
主要年会費無料カード4枚の比較表
| カード名 | 年会費 | 基本還元率 | 特定店舗での還元率 | 海外旅行保険 | ETCカード | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 楽天カード | 無料 | 1.0% | 楽天市場3.0%〜 | 利用付帯(最高2,000万円) | 550円(条件付き無料) | 楽天経済圏で最強 |
| JCBカードW | 無料 | 1.0% | Amazon・スタバ等で2〜5.5% | 利用付帯(最高2,000万円) | 無料 | Amazon派に最適 |
| 三井住友カード(NL) | 無料 | 0.5% | 対象コンビニ・飲食店で最大7% | 利用付帯(最高2,000万円) | 550円(条件付き無料) | コンビニ・マクドナルド派に◎ |
| PayPayカード | 無料 | 1.0% | Yahoo!ショッピングで最大5% | なし | 無料 | PayPay経済圏で活躍 |
どのカードを選ぶべき?——ライフスタイル別おすすめ
楽天市場をよく使うなら → 楽天カード一択
楽天市場でのポイント還元率は他カードの追随を許しません。日用品やふるさと納税を楽天市場で購入する方は、楽天カードが最もお得です。
Amazonをメインで使うなら → JCBカードWが有力
Amazonでの還元率が高いJCBカードWの方が向いています。ただし、39歳以下限定の申込条件があります。
コンビニ・飲食店が多いなら → 三井住友カード(NL)
対象のコンビニや飲食チェーンで最大7%還元は非常に強力です。ただし、基本還元率が0.5%と低いので、それ以外の利用では楽天カードに劣ります。
総合力で選ぶなら → 楽天カード
基本還元率1.0%、楽天市場で3%以上、楽天ペイで1.5%、海外旅行保険付帯、入会特典5,000ポイント以上。これらを総合すると、メインカードとしての使い勝手は楽天カードが頭一つ抜けていると言えます。
実は最もお得な戦略は、楽天カードをメインカードにしつつ、特定の店舗で高還元率を発揮するサブカードを持つことです。たとえば「楽天カード+三井住友カード(NL)」の組み合わせなら、楽天市場ではポイント3倍以上、コンビニ・飲食店では最大7%還元と、どこで使っても高還元を実現できます。
カードを2枚以上持つなら、本革製のカードホルダーがあると、必要なカードをサッと取り出せて便利です。筆者もメインの楽天カードとサブカードをカードホルダーに入れて使い分けています。
楽天ポイントを最大化する7つのテクニック
楽天カードのポイント還元率をさらに引き上げるテクニックを、実践者の視点からお伝えします。
テクニック①:お買い物マラソン+5と0のつく日を狙い撃ち
楽天市場でのポイント倍率を最大化するための鉄則は、「お買い物マラソン」期間中の「5と0のつく日」にまとめ買いすることです。
お買い物マラソン:ほぼ毎月開催される、1店舗購入ごとにポイント倍率が+1倍ずつアップするイベント。最大10店舗で+9倍。
5と0のつく日:毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日は楽天カード利用で+2倍。
これらを組み合わせると、SPU + お買い物マラソン + 5と0のつく日で、通常の何倍ものポイントが獲得できます。
筆者の実例として、2024年3月のお買い物マラソンで日用品・食品・書籍などを10店舗に分散して購入した結果、合計約8万円の買い物で約8,000ポイント(還元率約10%)を獲得できました。
テクニック②:楽天銀行×楽天カードの引き落とし連携
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定するだけで、SPUが+0.5倍になります。楽天銀行は口座開設・維持手数料ともに無料。ATM手数料も一定回数無料なので、デメリットはほぼありません。
さらに、楽天銀行のハッピープログラムにエントリーすれば、楽天カードの引き落としで毎月3〜9ポイントのボーナスポイントも獲得できます。微々たる金額に見えますが、年間にすると36〜108ポイント。無料で手に入るポイントは見逃さないのが、ポイントマスターへの道です。
テクニック③:楽天証券での投信積立でポイント獲得+SPUアップ
楽天証券で楽天カードを使って投資信託を積み立てると、積立額の0.5%〜1.0%のポイントが還元されます。月額上限は10万円(2024年3月改定後)。さらにSPUも+0.5倍になります。
たとえば、月5万円のインデックスファンド積立を楽天カードで行うと、年間で3,000〜6,000ポイントを自動的に獲得できます。投資をしながらポイントも貯まる、まさに一石二鳥の方法です。
テクニック④:ふるさと納税は楽天市場で行う
ふるさと納税を楽天市場経由で行うと、通常の楽天ポイントが獲得できます。お買い物マラソンやSPUを組み合わせれば、実質的な自己負担2,000円をポイントで相殺することも可能です。
筆者は毎年12月のお買い物マラソン期間中にふるさと納税をまとめて行っています。年間10万円のふるさと納税で約10,000ポイントを獲得し、自己負担2,000円を大幅に上回るリターンを得ています。
テクニック⑤〜⑦:日常生活のあらゆる支払いをカードに集約
テクニック⑤:公共料金の支払いをカードに変更
電気、ガス、水道、通信費などの公共料金を楽天カード払いにすることで、毎月安定してポイントが貯まります。月3万円の固定費をカード払いにすれば、年間3,600ポイントが自動的に貯まります。
テクニック⑥:サブスクサービスの支払いもカードで
Netflix、Spotify、Amazon Prime、各種クラウドサービスなど、月額課金サービスの支払いも楽天カードに統一しましょう。
テクニック⑦:楽天ペイ+楽天カードで街のお店もポイント1.5%
前述のとおり、楽天カードから楽天キャッシュにチャージして楽天ペイで支払えば1.5%還元。日常の小さな買い物も積み重ねれば大きなポイントになります。
ポイントを貯めることが目的になり、不要なものを購入してしまっては本末転倒です。あくまで「必要な支出をカードで支払う」という原則を守りましょう。お買い物マラソンでも、本当に必要なものだけをリストアップしてから参加するのがコツです。
10年間使い続けた筆者のリアルな体験談
楽天カードとの出会い——学生時代に初めてのクレジットカード
筆者が楽天カードを作ったのは、大学生の頃でした。当時はクレジットカードの知識もほとんどなく、「年会費無料で、入会するだけで5,000ポイントもらえる」という単純な理由で申し込みました。
審査は驚くほどスムーズで、申込みからわずか3日でカードが届きました。学生でアルバイト収入しかなかったにもかかわらず、問題なく発行されたのは嬉しい驚きでした。楽天カードは学生や若い社会人でも作りやすいカードとして知られています。
社会人になってメインカードに——年間3万ポイント超えの世界
社会人になり、生活費全般を楽天カードで支払うようになると、ポイントの貯まり方が劇的に変わりました。家賃(クレジットカード対応の物件)、光熱費、通信費、食費、日用品…すべてをカードに集約した結果、年間30,000〜40,000ポイントが安定して貯まるようになりました。
特に大きかったのは、楽天市場でのふるさと納税と楽天証券での投信積立です。この2つだけで年間15,000ポイント以上を獲得できています。
10年間の累計——50万ポイント超の使い道
10年間で貯まった累計ポイントは50万ポイント以上。これは実質50万円以上の価値があります。主な使い道は以下の通りです。
- 楽天市場での日用品購入:約20万ポイント
- 楽天トラベルでの旅行代金:約10万ポイント
- 楽天ペイでの街の買い物:約8万ポイント
- 楽天証券でのポイント投資:約12万ポイント
特に感動したのは、楽天トラベルでの温泉旅行です。貯まったポイントで1泊2日の旅館に宿泊し、実質無料で温泉旅行を楽しめました。「ポイントだけで旅行に行ける」という体験は、楽天カードを使い続けるモチベーションになっています。
不満に思ったこと——正直なマイナス体験も
10年間使って不満に感じたのは、やはりメールの多さです。入会当初はメール設定を変更しなかったため、1日に20通以上の広告メールが届く時期がありました。現在はすべてのメルマガを停止し、快適に使えています。
もう一つは、期間限定ポイントの使い忘れです。キャンペーンで大量の期間限定ポイントを獲得しても、使用期限が短く(通常約45日間)、気づいたら失効していたことが何度かありました。これは楽天ペイを使うようにしてからほぼ解消されました。街でのちょっとした買い物に期間限定ポイントを充てられるので、非常に便利です。
楽天カードのセキュリティと安全性
年会費無料カードだからといって、セキュリティが甘いわけではありません。楽天カードのセキュリティ対策を確認しましょう。
不正利用対策——24時間365日のモニタリング
楽天カードでは、24時間365日体制で不正利用の検知モニタリングを行っています。AIを活用した不正検知システムにより、通常と異なる利用パターンを自動的に検出し、必要に応じてカードの利用を一時停止する措置が取られます。
また、不正利用が発覚した場合は、届出日から60日前まで遡って補償される「盗難・紛失保険」が無料で付帯しています。
本人認証サービス(3Dセキュア)とワンタイムパスワード
オンラインショッピングでの安全性を高めるため、楽天カードは「本人認証サービス(3Dセキュア 2.0)」に対応しています。これにより、ネットショッピング時に不正利用されるリスクを大幅に低減できます。
さらに、楽天e-NAVIにログインする際のワンタイムパスワード機能も提供されており、第三者による不正アクセスを防止します。
カード番号レス(ナンバーレス)デザインの選択肢
2021年以降、楽天カードではカード表面にカード番号が印字されていない「ナンバーレスデザイン」が選択できるようになりました。これにより、店頭での支払い時にカード番号を盗み見られるリスクを軽減できます。
カード番号はアプリから確認でき、オンラインショッピング時にはアプリを見ながら入力すればOKです。セキュリティ意識の高い方には、このナンバーレスデザインをおすすめします。
・利用通知メール/アプリ通知をONにする(リアルタイムで利用を把握)
・本人認証サービス(3Dセキュア)を設定する
・カード利用可能額を必要な範囲に設定する
・海外利用をしない場合は、海外利用停止設定を行う
日常的に持ち歩くカードの管理にも気を配りましょう。カード収納付きのスリムなマネークリップなら、カードをしっかり保護しながらもスマートに持ち歩けます。スキミング防止機能付きのものを選ぶと、さらに安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 楽天カードの審査は厳しいですか?
楽天カードの審査は、クレジットカードの中でも比較的通りやすいと言われています。申込条件は「18歳以上(高校生を除く)」のみで、年収制限や勤続年数の条件は明記されていません。学生やパート・アルバイトの方でも申し込み可能です。
ただし、以下の場合は審査に落ちる可能性があります。
- 過去に長期間の延滞やクレジット事故がある
- 短期間に複数のカードを同時申込みしている
- クレジットヒストリー(信用情報の履歴)がまったくない(いわゆる「スーパーホワイト」)
最短1週間程度でカードが届くスピーディーな対応も特徴です。
Q2. 楽天ポイントの有効期限はいつまでですか?
通常ポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得した月を含めて1年間です。ただし、期間内にポイントを獲得すれば、全ポイントの有効期限が延長されます。楽天カードを定期的に利用していれば、実質的に有効期限は無期限と考えてよいでしょう。
期間限定ポイントは、キャンペーンごとに異なる有効期限が設定されており、延長はできません。通常は付与から約45日間で失効します。楽天ペイでの街の買い物に使うのが、期間限定ポイントの消化にもっとも便利な方法です。
Q3. 楽天カードと楽天プレミアムカードの違いは?
楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)のゴールドクラスカードです。主な違いは以下の通りです。
- 楽天市場での還元率:通常カードは+2倍 → プレミアムは+4倍
- プライオリティ・パス:世界中の空港ラウンジが無料で使えるプレステージ会員資格
- 国内空港ラウンジ:国内主要空港のラウンジが無料
- 海外旅行保険:自動付帯(最高5,000万円)
- 選べるサービス:楽天市場コース、トラベルコース、エンタメコースから1つ選択
楽天市場で年間50万円以上利用する方、海外出張や海外旅行が多い方は、年会費11,000円の元が取れる可能性があります。それ以外の方は、通常の楽天カード(年会費無料)で十分です。
Q4. 楽天カードの限度額はいくらですか?
楽天カードの利用可能額は、審査によって個別に決定されます。初期の利用可能額は10万〜100万円程度が一般的です。利用実績を積み重ねることで、限度額の引き上げが可能です。
限度額の引き上げは、楽天e-NAVIから申請できます。一般的に、6ヶ月以上の良好な利用実績(延滞なし、定期的な利用)があれば、増枠が認められるケースが多いです。最大で300万円程度まで引き上げられた事例もあります。
Q5. 楽天カードは解約すると何かデメリットはありますか?
楽天カードを解約すると、以下のデメリットがあります。
- 楽天ポイントの通常ポイントは残るが、カード特典で獲得した期間限定ポイントは失効する場合がある
- SPUの倍率が下がる(楽天カード分の+2倍がなくなる)
- 楽天Edyの残高がカードに残っている場合、使い切ってから解約する必要がある
- ETCカード、家族カードも同時に解約される
- 再入会しても、新規入会キャンペーンの対象外になる場合がある
年会費無料なので、特別な理由がない限り解約せずに保有しておくことをおすすめします。
Q6. 楽天カードは2枚目を発行できますか?
はい、楽天カードは2枚目の発行が可能です。2021年6月からこのサービスが開始されました。1枚目と異なる国際ブランド(Visa、Mastercard、JCB、American Express)で発行でき、2枚目も年会費無料です。
2枚目を持つメリットとしては、「仕事用とプライベート用の使い分け」「国際ブランドの使い分け(JCBが使えない海外ではVisa、国内ではJCB)」などが挙げられます。
Q7. 楽天カードのデザインは選べますか?
楽天カードでは複数のカードデザインから好みのものを選択できます。通常デザインのほか、パンダデザイン、ディズニーデザイン、楽天イーグルスデザインなど、バリエーション豊富です。ナンバーレスデザインも選択可能で、セキュリティとデザイン性の両方を追求できます。
まとめ:楽天カードは「初めての1枚」にも「メインカード」にも最適
楽天カードを10年以上使い続けてきた筆者の結論として、楽天カードは年会費無料カードの中で最もバランスの取れた優秀なカードです。以下に、この記事の重要ポイントをまとめます。
楽天カードの重要ポイントまとめ
- ✅ 年会費永年無料で維持コストゼロ
- ✅ 基本還元率1.0%は業界トップクラス——どこで使っても高還元
- ✅ 楽天市場で3.0%〜最大16.5倍の驚異的なポイント還元
- ✅ 楽天ペイ連携で街の買い物も1.5%還元
- ✅ 新規入会で5,000〜8,000ポイントの大型キャンペーン
- ✅ 海外旅行傷害保険が利用付帯(最高2,000万円)
- ✅ 楽天経済圏との連携で、投資・銀行・旅行・通信まで一元管理
- ✅ 4種類の国際ブランドから選べる柔軟性
- ⚠ ETCカードは有料(550円/年、条件付き無料)
- ⚠ メルマガが多い(設定変更で対処可能)
- ⚠ ポイント計算が「利用ごと」でやや不利な場面がある
こんな人に楽天カードをおすすめします
- 初めてクレジットカードを作る方
- 楽天市場を月に1回以上利用する方
- ポイント還元率の高いメインカードを探している方
- 年会費無料でコストをかけたくない方
- 楽天経済圏のサービスを活用している方(楽天モバイル、楽天銀行など)
- ふるさと納税をお得に行いたい方
楽天カードの入会キャンペーンは時期によってポイント数が異なります。通常は5,000ポイントですが、7,000〜8,000ポイントに増額されるキャンペーン期間があります。急ぎでなければ、増額キャンペーンのタイミングを狙って申し込むのがお得です。楽天カードの公式サイトやSNSをチェックしておきましょう。
年会費無料で高還元、充実の付帯サービス、楽天経済圏との連携——楽天カードは、日本のキャッシュレス社会において最も賢い選択肢の一つです。まだお持ちでない方は、ぜひこの機会に検討してみてください。すでにお持ちの方は、この記事で紹介したテクニックを活用して、ポイント還元率をさらに引き上げましょう。
楽天カードを使い始めて10年。筆者が最も伝えたいのは、「クレジットカードは賢く使えば、確実にあなたの生活を豊かにしてくれる」ということです。年間数万ポイントの差は、10年、20年と積み重なると、数十万円もの差になります。その第一歩として、楽天カードは最適な選択です。
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カードが増えてきたら、財布やカードホルダーの見直しも大切です。使いやすい収納アイテムを選ぶことで、レジでのスムーズな支払いにもつながりますよ。
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