空港ラウンジが使えるクレジットカードとは?基本をわかりやすく解説
飛行機の搭乗前、混雑するロビーで長時間待つのはストレスですよね。そんなとき、空港ラウンジを利用できるクレジットカードがあれば、ゆったりとしたソファやフリードリンク、Wi-Fiが完備された快適な空間で出発までの時間を有意義に過ごせます。
実は、空港ラウンジの利用はファーストクラスやビジネスクラスの乗客だけの特権ではありません。特定のクレジットカードを保有しているだけで、誰でもラウンジを利用できるのです。年間3回以上飛行機を利用する方なら、ラウンジ付きカードの恩恵を十分に受けられるでしょう。
本記事では、空港ラウンジが使えるクレジットカードの仕組みからプライオリティパスの詳細、おすすめカード7選まで、2024年最新の情報をもとに徹底的に比較・解説します。
空港ラウンジには2つの種類がある
空港ラウンジと一口に言っても、実は大きく分けて2つの種類があります。この違いを理解することが、自分に合ったクレジットカード選びの第一歩です。
①カードラウンジ(国内空港ラウンジ)
主に国内主要空港に設置されているラウンジで、ゴールドカード以上のクレジットカードを提示することで無料利用できます。提供されるサービスは以下の通りです。
- ソフトドリンク(コーヒー、お茶、ジュースなど)
- 無料Wi-Fi
- 新聞・雑誌の閲覧
- 電源コンセント
- 一部ラウンジではアルコール類(有料の場合あり)
②航空会社ラウンジ(プライオリティパス対応ラウンジ含む)
航空会社が運営するラウンジや、プライオリティパスで利用できる提携ラウンジです。カードラウンジと比べて圧倒的にサービスが充実しています。
- ビュッフェ形式の食事(温かい料理も含む)
- アルコール類が無料で飲み放題
- シャワールーム
- 仮眠スペース
- ビジネスセンター(PC・プリンター完備)
- マッサージチェア・スパ施設
ラウンジ利用のためにクレジットカードを選ぶメリット
空港ラウンジ利用を目的にクレジットカードを選ぶことには、以下のような具体的なメリットがあります。
① コスト面の大きなメリット
プライオリティパスを個人で契約すると、もっとも利用頻度の高い「プレステージ会員」は年会費469米ドル(約70,000円)かかります。しかし、カード付帯であればカードの年会費だけで同等のサービスが受けられるため、大幅にコストを抑えられます。
② 旅行保険との相乗効果
ラウンジ利用可能なカードの多くは、充実した海外旅行傷害保険が自動付帯しています。最高1億円の補償が付くカードも珍しくありません。
③ ポイント還元やマイル獲得
日常の決済でポイントやマイルが貯まるため、実質的な年会費負担をさらに軽減できます。
旅行の際には、ラウンジ利用とあわせて手荷物の管理も重要です。上質なTSAロック付きスーツケースは、ゴールドカード付帯の旅行保険を活用する際にも安心。機内持ち込み可能なサイズからLサイズまで、用途に合わせて選びましょう。
どんな人にラウンジ付きカードがおすすめ?
ラウンジ付きクレジットカードは、以下のような方に特におすすめです。
- 年3回以上飛行機を利用する方(国内・海外問わず)
- 出張が多いビジネスパーソン(搭乗前に仕事ができる環境が欲しい方)
- 家族旅行を年1〜2回する方(同伴者利用の条件を確認すべき)
- トランジット(乗り継ぎ)が多い方(長時間の待ち時間を快適に過ごしたい方)
- LCC利用が多い方(機内サービスが少ない分、ラウンジで食事を済ませたい方)
プライオリティパスとは?仕組み・会員ランク・利用方法を徹底解説
空港ラウンジの話題で必ず登場するのが「プライオリティパス(Priority Pass)」です。世界最大級の空港ラウンジプログラムであり、旅行好きなら知っておくべきサービスです。ここでは、プライオリティパスの仕組みを詳しく解説します。
プライオリティパスの基本情報
プライオリティパスは、1992年にイギリスで設立された空港ラウンジの会員制プログラムです。2024年現在の基本情報は以下の通りです。
- 利用可能ラウンジ数:世界148カ国、600以上の都市、1,600カ所以上
- 利用可能施設:ラウンジに加え、空港レストラン・スパ・仮眠施設なども含む
- 運営会社:Collinson Group(コリンソン・グループ)
- 利用方法:会員カードまたはスマホアプリの提示
プライオリティパスの3つの会員ランク
プライオリティパスには3つの会員ランクがあり、それぞれ年会費と利用条件が異なります。
| 会員ランク | 年会費(米ドル) | 年会費(日本円目安) | 利用料金/回 | 同伴者料金/回 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 99ドル | 約14,800円 | 35ドル/回 | 35ドル/回 |
| スタンダード・プラス | 329ドル | 約49,000円 | 10回まで無料 11回目以降35ドル |
35ドル/回 |
| プレステージ | 469ドル | 約70,000円 | 回数無制限で無料 | 35ドル/回 |
プライオリティパスの具体的な利用方法
プライオリティパスの利用方法はとてもシンプルです。以下の手順で利用できます。
- カード発行後にプライオリティパスに登録:クレジットカード会社の会員サイトまたは電話で申し込み。2〜3週間でプライオリティパスカードが届きます。
- アプリをダウンロード:「Priority Pass」アプリをインストールし、会員情報を登録。デジタル会員証も利用可能です。
- 空港でラウンジを探す:アプリの「ラウンジ検索」機能で、現在地や目的地の空港にあるラウンジを検索。
- ラウンジ受付で提示:プライオリティパスカード(またはアプリのデジタル会員証)と当日の搭乗券を提示。
- 入室・利用:滞在時間は原則最大3時間。食事やドリンクを楽しめます。
プライオリティパスで使える「ラウンジ以外」のサービス
近年、プライオリティパスはラウンジだけでなく、空港内のレストランやリフレッシュ施設でも利用できるようになっています。
- 空港レストラン:成田空港の「ぼてぢゅう」や「I.G.Cafe」など、3,400円相当の飲食が無料に
- リフレッシュ施設:一部空港のスパ・マッサージ施設が割引または無料
- 空港内ショップ:特定の免税店で割引が受けられるケースも
特に成田空港のぼてぢゅうは、プライオリティパス利用者に大人気。お好み焼きや焼きそばなどのしっかりした食事が搭乗前に楽しめるため、LCC利用者にとって特に嬉しいサービスです。
国内空港カードラウンジ vs プライオリティパスラウンジ|サービス徹底比較
「ゴールドカードで使える国内カードラウンジ」と「プライオリティパスで使えるラウンジ」は、実際にどれくらいサービスが違うのでしょうか。ここでは両者を具体的に比較します。
サービス内容の比較表
| 比較項目 | 国内カードラウンジ | プライオリティパスラウンジ |
|---|---|---|
| 利用可能カード | ゴールドカード以上 | プライオリティパス付帯カード (主にプラチナ以上) |
| 設置場所 | 国内主要空港+一部海外 (約50カ所) |
世界148カ国 (1,600カ所以上) |
| ドリンク | ソフトドリンク無料 アルコールは有料が多い |
ソフトドリンク・アルコール共に無料 |
| 食事 | スナック菓子程度 (おかき・小袋菓子など) |
ビュッフェ形式の食事 (温かい料理・サラダなど) |
| シャワー | なし(ほとんどの場合) | 完備しているラウンジが多い |
| Wi-Fi | あり | あり(高速回線が多い) |
| 座席の質 | 一般的なソファ・椅子 | リクライニングチェア・個室も |
| 混雑度 | 時間帯により混雑 | 比較的ゆったり |
| 同伴者 | 1名無料〜有料(1,100円前後) | 有料(35ドル/約5,200円/名) |
| 年会費の目安 | 11,000円〜(ゴールドカード) | 22,000円〜55,000円(プラチナカード) |
国内カードラウンジの特徴と使い方
国内カードラウンジは、全国の主要28空港に設置されています。代表的な空港と設置ラウンジは以下の通りです。
- 羽田空港:「POWER LOUNGE」(第1・第2ターミナルに計6カ所)
- 成田空港:「IASS Executive Lounge」(第1・第2ターミナル)
- 関西国際空港:「比叡」「六甲」など
- 中部国際空港:「プレミアムラウンジ セントレア」
- 新千歳空港:「スーパーラウンジ」
- 福岡空港:「ラウンジTIME/ノース」「ラウンジTIME/サウス」
- 那覇空港:「ラウンジ華〜hana〜」
利用方法は非常に簡単で、ラウンジ入口で対象のゴールドカードと当日の搭乗券を提示するだけ。予約は不要です。
実体験:両方使って感じた決定的な違い
筆者は年間20回以上フライトを利用しますが、国内カードラウンジとプライオリティパスラウンジの最も大きな違いは「食事のクオリティ」だと感じています。
国内カードラウンジでは、コーヒーを飲みながら新聞を読む程度ですが、プライオリティパスラウンジではしっかりとした食事が楽しめるため、搭乗前の食事代が浮きます。例えば、バンコク・スワンナプーム空港のラウンジでは、タイカレーやパッタイなどのタイ料理が食べ放題。シンガポール・チャンギ空港では、ラクサヌードルや飲茶を堪能できます。
海外出張の多い方なら、1回の食事代(1,500〜3,000円程度)が毎回節約できることを考えると、年10回の利用で15,000〜30,000円相当の価値がある計算になります。
空港ラウンジが使えるおすすめクレジットカード7選【2024年最新比較】
それでは、空港ラウンジが使えるおすすめのクレジットカードを7枚厳選してご紹介します。国内ラウンジのみ対応のゴールドカードから、プライオリティパス付帯のプラチナカードまで、幅広くピックアップしました。
【ゴールドカード編】国内空港ラウンジが使えるカード3選
① 三井住友カード ゴールド(NL)
- 年会費:5,500円(税込)※年間100万円利用で翌年以降永年無料
- 国内空港ラウンジ:国内主要空港+ホノルル空港
- ポイント還元率:0.5%〜7%(対象のコンビニ・飲食店でスマホタッチ決済時最大7%)
- 海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯)
- 特徴:年100万円利用で年会費永年無料になる「100万円修行」が人気。ナンバーレスデザインでセキュリティも◎
② JCBゴールド
- 年会費:11,000円(税込)※初年度無料(オンライン入会時)
- 国内空港ラウンジ:国内主要空港+ホノルル空港
- ポイント還元率:0.5%〜10%(JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗で高還元)
- 海外旅行保険:最高1億円(利用付帯)
- 特徴:2年連続で一定条件を満たすと「JCBゴールド ザ・プレミア」への招待あり。プライオリティパスへのステップアップが可能
③ 楽天プレミアムカード
- 年会費:11,000円(税込)
- 国内空港ラウンジ:国内主要空港+ホノルル空港+仁川空港
- プライオリティパス:プレステージ会員が無料付帯!(※2025年以降は年間5回までに変更予定のため要確認)
- ポイント還元率:1.0%〜5.0%(楽天市場で最大5倍)
- 海外旅行保険:最高5,000万円(自動付帯)
- 特徴:年会費11,000円でプライオリティパスが付く稀有なカード。楽天経済圏ユーザーに最適
【プラチナ・プレミアムカード編】プライオリティパス付帯のカード4選
④ セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費:22,000円(税込)
- プライオリティパス:プレステージ会員(無制限利用)
- ポイント還元率:0.75%〜1.0%(海外利用で1.0%)
- 海外旅行保険:最高1億円(自動付帯)
- 特徴:プラチナカードの中で最安水準の年会費。コンシェルジュサービスも利用可能。コスパ最強クラス
⑤ 三井住友カード プラチナプリファード
- 年会費:33,000円(税込)
- プライオリティパス:なし(ただし国内空港ラウンジは利用可能)
- ポイント還元率:1.0%〜15%(プリファードストア利用で高還元)
- 海外旅行保険:最高5,000万円(利用付帯)
- 特徴:ポイント還元率に特化したプラチナカード。年間100万円利用ごとに10,000ポイントの継続特典あり。ポイント重視の方向け
⑥ アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
- 年会費:165,000円(税込)
- プライオリティパス:プレステージ会員(家族カードにも付帯・同伴者1名まで無料)
- ポイント還元率:1.0%〜3.0%
- 海外旅行保険:最高1億円(自動付帯)
- 特徴:メタル製カード。プライオリティパスに加え、センチュリオンラウンジ、マリオットゴールドエリート資格など特典が桁違い。最高峰の旅行体験を求める方に
⑦ JCBプラチナ
- 年会費:27,500円(税込)
- プライオリティパス:プレステージ会員(無制限利用)
- ポイント還元率:0.5%〜10%
- 海外旅行保険:最高1億円(自動付帯)
- 特徴:24時間対応のプラチナ・コンシェルジュデスク付き。グルメ・ベネフィットで対象レストランのコース料理1名分無料。国内利用が多い方に最適
プレミアムカードを持つなら、それにふさわしい本革製のカードホルダーを使うのもおすすめです。ラウンジ受付でさっとカードを取り出す所作に品格が漂い、ビジネスシーンでも好印象を与えられます。
タイプ別おすすめカードの選び方|あなたに最適な1枚はこれ!
7枚のカードを紹介しましたが、「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、利用シーン別に最適なカードをアドバイスします。
年会費を最小限に抑えたい方
おすすめ:三井住友カード ゴールド(NL)
年間100万円の利用で年会費が永年無料になるため、実質0円でゴールドカード特典を享受できます。国内線メインで、まずはカードラウンジを体験してみたいという方に最適です。
年100万円は月額約83,000円。家賃や光熱費、日用品の支払いをカードに集約すれば、多くの方が達成可能な金額です。
海外旅行が年2回以上の方
おすすめ:セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費22,000円でプライオリティパスのプレステージ会員が付帯するコスパ最強のプラチナカードです。プライオリティパスを個人契約するよりも約48,000円もお得。コンシェルジュサービスも利用でき、ホテルや航空券の手配を任せられます。
楽天経済圏ユーザーの方
おすすめ:楽天プレミアムカード
楽天市場でのポイント倍率が最大5倍になるため、楽天での年間利用額が30万円以上あれば年会費以上のポイント還元が見込めます。さらにプライオリティパスまで付いてくるため、楽天ユーザーにとってはベストな選択肢です。ただし、前述の利用回数制限の変更には注意が必要です。
家族旅行が多い方
おすすめ:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
年会費は165,000円と高額ですが、家族カード4枚まで無料で発行でき、家族カードにもプライオリティパスが付帯します。さらに同伴者1名まで無料でラウンジを利用可能。4人家族であれば、家族全員がラウンジを利用できます。
家族旅行のコストを考えると、マリオットゴールドエリート資格によるホテルのアップグレードや、フリー・ステイ・ギフト(年1回の無料宿泊)なども合わせれば、年会費以上の価値を十分に回収できるケースが多いです。
空港ラウンジをもっと快適に!知っておきたい裏技&活用術
ラウンジ付きカードを手に入れたら、次はその価値を最大限に引き出しましょう。ここでは、空港ラウンジをさらに快適に使うための裏技と活用術をご紹介します。
ラウンジ利用時のマナーと注意点
快適な空間を全員で共有するために、以下のマナーを意識しましょう。
- 長時間の電話は控える:通話は小声で短時間に。長時間の電話はロビーで行いましょう
- 席の占領に注意:荷物を複数席に広げるのはNG。混雑時は特に配慮を
- 食事のマナー:ビュッフェの持ち帰りは禁止。食べきれる量を取りましょう
- 滞在時間:原則3時間まで。長時間の居座りは避けましょう
- 服装:厳格なドレスコードはないが、清潔感のある服装が望ましい
同伴者料金を節約する方法
プライオリティパスの同伴者料金は1名あたり35ドル(約5,200円)。家族やパートナーと一緒に利用するとコストがかさみます。以下の方法で節約を検討しましょう。
- 家族カードにもプライオリティパスを付ける:アメックスプラチナなど、家族カードにもプライオリティパスが付帯するカードを選ぶ
- 2枚持ちで対応:夫婦それぞれがプライオリティパス付帯カードを保有する(例:夫がJCBプラチナ、妻がセゾンプラチナ・アメックス)
- 子どもの料金を確認:プライオリティパスでは2歳以下の子どもは無料。3〜12歳の子どもも一部のラウンジで無料または割引になるケースあり
- 航空会社のステータスを併用:ANAやJALの上級会員資格を持っていれば、航空会社ラウンジを利用するのも一手
ラウンジ活用術:仕事も食事もシャワーも
プライオリティパスのラウンジは、単なる「待合室」ではありません。以下のように多目的に活用できます。
① 出張時のモバイルオフィスとして
高速Wi-Fi、電源、静かな環境が揃っているため、搭乗前のメール返信やオンライン会議に最適です。一部のラウンジにはビジネスセンター(PCやプリンター完備)もあります。
② LCC利用時の食事場所として
機内食がないLCCを利用する際、ラウンジのビュッフェでしっかり食事を済ませておけば、機内での飲食代を節約できます。
③ 長時間トランジット時のリフレッシュ拠点として
乗り継ぎで5時間以上の待ち時間がある場合、シャワーを浴びて仮眠を取れば、到着後のコンディションが格段に違います。
④ 早朝・深夜便利用時の快適空間として
早朝4時の便に乗る場合、前夜から空港に入ってラウンジで過ごす猛者もいます(24時間営業のラウンジに限る)。
おすすめのプライオリティパスラウンジ(世界編)
実際に利用して良かったラウンジをいくつかご紹介します。
- シンガポール チャンギ空港「Marhaba Lounge」:アジア有数の美しい空港で、ラクサや飲茶が美味しい。シャワールームも完備
- バンコク スワンナプーム空港「Coral Lounge」:タイ料理のビュッフェが充実。スパメニューも利用可能
- ロンドン ヒースロー空港「No.1 Lounge」:英国らしいエレガントな空間。スパークリングワインが飲み放題
- イスタンブール空港「IGA Lounge」:2019年にオープンした巨大ラウンジ。トルコ料理のビュッフェが圧巻
- ホノルル空港「IASS Hawaii Lounge」:ハワイの雰囲気を味わいながらリラックスできる人気ラウンジ
よくある質問(FAQ):空港ラウンジ×クレジットカードの疑問を解消
空港ラウンジとクレジットカードに関して、読者からよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. ゴールドカードがあれば海外の空港ラウンジも使えますか?
A. 基本的には使えません。ゴールドカードで利用できるのは、国内主要空港のカードラウンジと一部の海外空港(ホノルル・仁川など)に限られます。海外の空港ラウンジを幅広く使いたい場合は、プライオリティパス付帯のプラチナカード以上が必要です。
ただし、楽天プレミアムカード(ゴールド相当の年会費でプライオリティパス付帯)のように例外もあるため、カードの特典を個別に確認しましょう。
Q2. プライオリティパスはどのくらいで届きますか?
A. 申し込みから約2〜3週間が目安です。クレジットカード発行後に別途プライオリティパスの申し込みが必要なケースがほとんどです。旅行の予定がある場合は、出発の1カ月前までにカード申し込みを済ませるのが安心です。
なお、多くのカード会社ではプライオリティパスのアプリ上でデジタル会員証を即時発行できるようになっています。カードの到着を待てない場合はアプリでの利用を検討してください。
Q3. 同伴者は何人まで一緒にラウンジに入れますか?
A. カードの種類によって異なります。一般的なルールは以下の通りです。
- 国内カードラウンジ:同伴者1名につき1,100円前後の利用料が必要(一部カードは同伴者1名無料)
- プライオリティパスラウンジ:同伴者1名につき35ドル。人数制限はラウンジごとに異なる(通常2〜3名まで)
- アメックスプラチナ:同伴者1名まで無料。2名以降は35ドル/名
Q4. 到着時(着陸後)でもラウンジは使えますか?
A. 利用できるラウンジと利用できないラウンジがあります。国内カードラウンジは、一般エリアに設置されているものであれば到着後も利用可能です。ただし、制限エリア内にあるラウンジは出発客のみが対象です。
プライオリティパスラウンジも同様で、制限エリア内のラウンジは原則として出発客のみ。アプリで各ラウンジの利用条件(出発のみ/到着可)を事前に確認できます。
Q5. プライオリティパス付帯カードを複数持っている場合、同伴者を無料にできますか?
A. いいえ、プライオリティパスの会員権は本人にのみ適用されます。2枚のカードを持っていても、1人分の無料利用しかできません。同伴者を無料にしたい場合は、同伴者自身もプライオリティパス付帯カードを保有するのが最も確実な方法です。
例えば、夫婦でセゾンプラチナ・アメックスをそれぞれ保有すれば、年会費合計44,000円で2人ともプライオリティパスのプレステージ会員になれます。
Q6. プライオリティパスラウンジで「入室拒否」されることはありますか?
A. はい、まれにあります。主な理由は以下の通りです。
- ラウンジが満室の場合(特に繁忙期)
- 搭乗券の提示ができない場合(当日の有効な搭乗券が必須)
- カードの有効期限が切れている場合
- ラウンジの営業時間外の場合
- 一部のラウンジで年齢制限がある場合(子ども不可など)
満室の場合は時間をずらして再訪するか、同じ空港内の別のプライオリティパス対応ラウンジを利用しましょう。
Q7. カードを解約するとプライオリティパスも使えなくなりますか?
A. はい、カード解約と同時にプライオリティパスの会員資格も失効します。プライオリティパスカード自体の有効期限が残っていても、紐づけられたクレジットカードが解約されていれば利用できません。ラウンジで確認された際にトラブルになる可能性があるため、解約後は速やかにプライオリティパスカードを処分してください。
空港ラウンジ利用にベストな旅のトラベルグッズ
せっかくラウンジが使えるプレミアムカードを持つなら、旅のアイテムにもこだわりたいもの。ここでは、空港ラウンジ利用をさらに快適にするトラベルグッズをご紹介します。
快適な旅に欠かせないアイテム
空港ラウンジでスマートに過ごすには、持ち物の質も重要です。ゴールドカード・プラチナカードにふさわしい上質なアイテムを揃えることで、旅全体の満足度が変わります。
例えば、ラウンジ入口でスーツケースを預ける際、本革製のラゲッジタグが付いていると一目で自分の荷物を識別でき、ターンテーブルでも見つけやすくなります。レザーの質感が旅慣れた印象を与え、ビジネスシーンにもマッチします。
また、出張が多いビジネスパーソンには本革のビジネスバッグもおすすめです。ラウンジのビジネスセンターでPCを広げて仕事をする際、上質なバッグから書類やデバイスを取り出す所作に品格が漂います。A4サイズの書類が入るものを選べば、機内持ち込み手荷物としても実用的です。
まとめ:空港ラウンジカード選びの重要ポイント
最後に、この記事で解説した重要ポイントを整理します。
- 空港ラウンジには「国内カードラウンジ」と「プライオリティパスラウンジ」の2種類がある。前者はゴールドカード以上、後者は主にプラチナカード以上で利用可能
- プライオリティパスは世界1,600カ所以上のラウンジが使える最大級のプログラム。個人契約すると年間約70,000円だが、カード付帯なら大幅にお得
- 国内線メインならゴールドカードで十分。三井住友カード ゴールド(NL)なら年会費実質無料も可能
- 海外渡航が年2回以上ならプライオリティパス付帯カードが断然お得。セゾンプラチナ・アメックス(年会費22,000円)がコスパ最強
- 楽天プレミアムカードは年会費11,000円でプライオリティパスが付く稀有なカードだが、利用回数制限の変更に注意
- 家族でラウンジを使うなら、家族カードにもプライオリティパスが付帯するカードを選ぶか、夫婦それぞれがカードを保有する方法が有効
- ラウンジはレストラン・シャワー・仮眠スペースとしても活用できる。LCC利用時の食事代節約にも大きく貢献
- カード申し込みからプライオリティパスの届くまで2〜3週間かかるため、旅行の1カ月前には手続きを完了させる
空港ラウンジの快適さは、一度体験すると元には戻れません。混雑する搭乗口周辺で窮屈に待つストレスから解放され、旅の始まりからリラックスした時間を過ごせるようになります。年に数回でも飛行機を利用する方は、ぜひラウンジ付きカードの導入を検討してみてください。
まずは年会費の低いゴールドカードからスタートして、利用頻度に応じてプラチナカードへステップアップする。この段階的なアプローチが、無理なく空港ラウンジライフを始める最善の方法です。
おすすめ関連商品
空港ラウンジを快適に利用するために、あわせてチェックしたいトラベルグッズをご紹介します。プレミアムカードにふさわしい上質なアイテムで、旅をワンランクアップさせましょう。
-
スーツケース(TSAロック付き・軽量ビジネスタイプ)
ゴールドカード付帯の旅行保険をフル活用するなら、TSAロック搭載のスーツケースは必須。軽量タイプなら機内持ち込みの重量制限にも余裕が生まれます。Lサイズは1週間以上の出張・旅行に最適です。 -
ラゲッジタグ(本革製)
空港ラウンジ利用時にも映える本革製のラゲッジタグ。自分のスーツケースを一目で識別でき、ターンテーブルでの受け取りもスムーズに。名入れ対応の商品もあり、ギフトにも最適です。 -
カードホルダー(本革製)
プレミアムカードにふさわしい本革製のカードホルダー。ラウンジ受付でさっとカードを取り出すシーンに品格をプラス。スキミング防止機能付きのものなら海外旅行でも安心です。 -
ビジネスバッグ(本革・A4対応)
ゴールドカードやプラチナカードに似合う高品質な本革ビジネスバッグ。ラウンジのビジネスセンターでPC作業をする際にもサマになります。A4書類がすっきり収まるサイズ感で、出張の頼れるパートナーに。
✈ 今すぐ行動しよう!
空港ラウンジのある旅は、一度体験すると手放せなくなります。
次の旅行までに間に合うよう、今日からカード選びを始めましょう。
申し込みからプライオリティパスの届くまで約1カ月。
あなたの次のフライトを、ラウンジからスタートしませんか?